Developer diary

NotionとTodoistから家族アプリを作るまで

こそだてノートは、最初から新しい管理方法を考えて作ったアプリではありません。家庭ですでに使っていたNotionの持ち物表、Todoistの買い物リスト、独自の食事記録を、夫婦で同じ場所から開けるようにまとめたのが出発点です。

この記事で分かること
  • 複数の便利なツールを使っていても、一つにまとめたくなった理由。
  • 既存の運用をそのまま移すだけでは足りなかった部分。
  • 実際に夫婦で使いながら画面を直している方法。

機能より先に、家庭の運用があった

保育園の持ち物リストは、もともとNotionで作り込んで使っていました。曜日によって変わる持ち物や、毎日ほぼ同じ数を持っていく着替えなどを、忘れにくい形に整理していました。

買い物はTodoist、食事記録は別に作ったWebアプリを使っていました。それぞれ単体では使いやすく、家庭に合わせて少しずつ直してきたものです。災害備品リストもNotionで管理していました。

困ったのは、管理場所が増えることでした。朝は持ち物、食後は食事記録、買い物中はTodoistというように、目的ごとに正しい場所を思い出して開く必要があります。使い方を知っている本人には問題がなくても、家族が同じように使うには説明が増えます。

こそだてノートのHOME画面
家庭で使う機能を、同じHOME画面から開けるようにしました。

既存の仕組みを壊さずに移す

移植するときに重視したのは、一般的に正しそうな設計へ変えることではなく、すでに家庭で違和感なく使えていた流れを残すことでした。買い物リストの分類、持ち物の必要数、食事メニューの選択などは、以前の運用を土台にしています。

一方で、パソコンで作り込んだ表をスマートフォンへそのまま持ってくると、入力欄やボタンが多くなります。そこで、買い物は分類ごとに直接追加する、入力後も続けて入力できる、持ち物は標準セットから必要数を呼び出す、といった操作へ直しました。

持ち物リストの標準セット設定
毎日の定番数は、子どもごとの標準セットとして残します。
分類ごとに入力できる買い物リスト
買い物は分類の中から、そのまま続けて追加できます。

夫婦で同じ家庭IDを使って確かめる

形になってからは、パートナーと同じ家庭IDを使って日常の中で確認しています。操作説明だけを見て判断するのではなく、ブラウザを一度終了して開き直した時、通信が遅い時、片方が更新した直後など、実際に使う場面で気になった点を直しています。

読み込み中に子どものサマリーが一瞬大きくなる、入力後にキーボードへフォーカスが戻らない、フッターと最後の項目が重なる、といった問題は、機能一覧だけでは見つけにくいものでした。日常利用で「少し引っかかる」と感じた箇所を、その都度小さく直しています。

一つにまとめることにも欠点がある

機能を一つのアプリに集めると、HOMEや設定が混雑しやすくなります。機能を増やすほど便利になるとは限りません。設定を別アプリのように切り出す、フッターは最大6個にする、使わない機能は初期状態で非表示にするなど、入口の整理も必要になりました。

すべての家庭に同じ機能が必要とも限りません。こそだてノートは、家庭で実際に使っている流れを出発点にしながら、必要な人が必要な機能へ届きやすい形を探しています。

AIは文章整理に使い、体験は作らない

この記事の構成や文章整理にはAIを利用しています。ただし、Notion、Todoist、独自Webアプリを使っていたことや、夫婦で試して改善していることは運営者自身の経験です。AIに出来事や結果を作らせず、体験の事実確認と最終編集は運営者が行います。

今後の開発日記も、最初に実際の出来事を箇条書きやインタビュー形式で整理し、その回答をもとに下書きを作る方針です。検索されそうな一般論を増やすのではなく、なぜその機能が必要になり、何を直したかを残します。

お役立ち一覧へ戻る