Developer diary
旅の荷造りを何度も作り直して分かったこと
子連れの荷造りには、家族全員分の持ち物、出発当日まで使うもの、現地で用意するもの、帰宅時に忘れたくないものがあります。最初はそれらを自動で整理する機能をまとめて作ろうとしましたが、画面が複雑になったため、一度リセットして登録画面から作り直しました。
- 最初の仕様をいったん捨てた理由。
- 買い物リストと同じ操作感を土台にした経緯。
- 登録と実際の準備を分けることで見えたこと。
最初は便利な機能を全部考えた
初期案には、旅行日数と参加者から持ち物を自動生成すること、前日と当日朝を分けること、消耗品を帰りのリストから外すことなどを入れていました。どれも子連れ旅行では役立ちそうな機能です。
ただし、最初からすべてを入れると、利用者が「まず何を登録すればよいか」を理解しにくくなりました。自動生成されたものが家庭に合わない時、修正する場所も増えます。そこで、一度機能をリセットし、タイトル、出発日、帰宅日、参加者だけでリストを作れる状態へ戻しました。
操作の土台は買い物リストに合わせた
持ち物を分類ごとに追加し、個数を増減し、名前を編集し、並べ替える操作は、すでに買い物リストで使っていました。新しい機能だから新しい操作にするのではなく、家庭内で慣れている画面を流用する方が迷いません。
カテゴリ編集も、位置変更だけでは足りませんでした。名前の変更と削除を含め、買い物リストと同じ操作へそろえました。参加者を選んだ時は父用、母用、子ども用の分類を自動で加え、参加しない人の分類は出さないようにしています。
登録画面と準備画面を分けた
全持ち物を登録する画面で完了チェックまで行うと、リストを編集しているのか、今まさに荷造りしているのかが曖昧になります。そこで「登録」は持ち物の母体を作る場所にし、事前準備、当日準備、現地準備、帰宅準備を別の表示にしました。
数量を変更できるのは登録だけです。準備中の画面では登録した数量を表示し、終わったかどうかだけをチェックします。同じ数字を複数の画面で直せるようにしないことで、どこが元の情報なのかを明確にしています。
タブを増やした結果、切り替え方も見直した
登録、事前、当日、現地、帰宅の5つを大きなボタンとして並べると、スマートフォンの縦幅を使います。最初は2段のタブにしましたが、その下に同じ5分類の進捗件数もあり、意味が重複していました。
現在は進捗件数そのものを切り替えボタンにしています。「当日 2/3」のように、表示先と残り件数を同じ場所で確認できます。登録だけは編集画面へ戻る入口として別に残しています。
「その他」が二つできた失敗
分類の仕様を変更する途中で、以前のカスタム分類として残っていた「その他」と、新しく固定した「その他」が同時に表示される不具合が起きました。画面上の名前が同じでも、内部では別のIDだったことが原因です。
旧分類を固定の「その他」へまとめ、未分類は必ず先頭、その他は必ず最後になるようにしました。新しい既定値を追加するだけでは、すでに利用中の家庭データと衝突することがあります。機能追加では、新規データだけでなく過去データの見え方まで確認する必要があると分かりました。
完成形を先に決めすぎない
旅の荷造りは、便利そうな自動化を先に作るより、毎回使う登録とチェックの操作を先に安定させる方がよいと判断しました。過去の旅行から登録内容を読み込む機能も、まず元の持ち物だけをコピーし、完了状態は引き継がないようにしています。
今後テンプレートや分担を追加するとしても、登録した持ち物、準備タイミング、数量という土台を壊さないことを優先します。機能を増やした時に画面が窮屈になったら、足すだけでなく入口をまとめ直すことも必要です。
この記事の作り方
この記事は、実際の仕様変更と不具合修正の履歴をもとに、AIで構成と文章を整理しています。変更の順序、起きた不具合、現在の仕様は運営者が確認しています。AIが存在しない利用結果や家庭の出来事を補うことはしていません。